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ローパスフィルタークリーニング(2) [カメラ日記]

さて、それでは実作業に入りましょう。


まずは壁に貼ったA4程の真っ白な紙を撮影します。
絞りはF16。
ホワイトバランスはオート。
画質はFineでサイズはLarge。
ISOは100~200程度。
50mmレンズがベストで、ズームレンズの場合は望遠側にセットすると良いそうです。


撮った写真をパソコンのモニターに等倍(100%)表示します。
※上の写真はゴミが写っているのを分かりやすくするために、白い円で縁取ってあります。

ゴミが写っていたら、その位置をしっかり把握しておきましょう。
ゴミの位置は撮像素子を対面して見た時に全て逆側にあります。
上にあったなら下。右にあったなら左という風に。


次にハンドラップに無水エタノールを注入します。
注ぎ込む時にこぼれやすいので注意してください。
汲み上げ部分より高い水位まで注入しましょう。
ちなみに井戸水のポンプのように、最初は何回かプッシュしないと汲み上がってきません。


クリーニングスティックにシルボン紙を巻き付けましょう。
まずは紙の箸を写真のように折り曲げます。
折り曲げる部分はローパスフィルターを拭く部分です。
指で触わって油脂分が付かないよう気をつけてください。


スティックを折り曲げた部分に当たるまで差し込みます。


くるくると巻いていきます。
最初の2~3巻きの間に、スティック上端にシルボン紙がはみ出るよう巻いていきます。
その部分が直接ローパスフィルターに当たるので、それに適した量をはみ出すよう調整してください。
具体的に言えば2~3mm程度というところでしょうか。


ほどけてこないように余った部分はスティックに全て巻き付けます。
なるべく細く作るのがコツです。
まずはこの巻き付けが素早くうまく作れるようになるまで、繰り返し練習することをお薦めします。


ちなみに巻き付けたシルボン紙の先端部分を、ニコンスタッフは「鯉の口」と称していました。
鯉の口のようになっていれば、正しく巻き付けられたと考えて良いかと思います。(笑)


シルボン紙を巻いたスティックでハンドラップの先端をプッシュして、無水エタノールを適量しみこませます。
あまりビタビタに浸らせてしまうと、エタノールが瞬時に蒸発してくれずに拭きムラが残ってしまいます。
私は鯉の口先端から5mm程度しみこませるのを目安にしています。
浸しすぎたら別に用意したシルボン紙に染みこませて、不要な無水エタノールを除去してから使います。


カメラ本体は逆さまにして持ちます。(後にその恩恵が受けられます(^_^))


まずはこの時点でミラーボックスの中をブロワーします。
拭いている最中にミラーボックスの中の埃が落ちてきては堪らないので。
重力で埃が下に落ちるようにレンズ装着面を下にして吹きましょう。
この時、ブロワーの先端が決してミラーボックス内に入らないように注意しましょう。


次にシルボン紙を巻いたスティックで、レンズの接合部分(バヨネット)の汚れを拭き取ります。


バヨネットの縁までは拭いても良いのですが、プラスチックを浸食したり余計にゴミが付くのでミラーボックス内のプラスチックや起毛している壁面は拭かないでください。

ここはシルボン紙が黒くなるほど汚れています。
ここの汚れも中に入らないように、この時点で拭くのがベストでしょう。

一度使用したシルボン紙は使えないので迷わずに捨てて、もう一度シルボン紙を巻き付けます。
1円をケチることで数万円もの出費を余儀なくされることも考えられるので、ケチらずにいきましょう。

<3へ続く>


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