クルマの運転は退屈という意識 [日記]
モータージャーナリスト河口まなぶさんのブログ(5/12のエントリー)を読んで考えることありました。
http://www.lifewithautomobile.com/blog/archives/200605/12-0020.php#trackbacks
「クルマの運転は退屈」という意見は、日本のドライバーたちの間ではメジャーな意識になっているのでしょうか。
私も、かつてバイク乗りだったからか、個性的でない四輪車はやはり退屈な乗り物と感じていました。
外出時にバイクでなく車を選ぶ理由は便利で楽に移動したいという時だけなので、マイカーは必要なくレンタカーの利用だけで充分でした。
そんな私がいざ車を買うと決めたなら、より楽しさを有するクルマを手に入れれば良いと考えていました。
しかし現実に必要となって選び始めると価格がとても高かったり、維持するのに手間や労力が必要だったりとそれなりに覚悟しなくてはならないことが壁になることを知りました。
結局、初の愛車は、便利でコストパフォーマンスの高さを優先項目として選ぶことになりました。
その車に乗っていた時間と距離は2年&2万kmですが、今になって思い返すと旅行等で移動した際に起こった出来事は思い出せるものの、車自体の思い出はとても薄いものだということに気づきます。
嫌いな車だったわけではありませんし、それなりに愛着もあって大事にしていたつもりなのですが、移動手段と所有者以上の関係にはなれなかったのだと思います。
ことクルマの運転に関して、「楽」と「楽しい」は相反するものと考えられているようです。
しかし、考えや経験が片寄らないようにわざと多種多様なクルマに乗るように心がけていると、そうでない場合もそれなりにあることを知ることが出来ます。
とは言うものの、それはやはり先述したようにコストや努力の部分が壁になってしまう場合がほとんどです。
楽な車でも退屈にまでなってしまっては、その時間を何か他の楽しいことや得なことに割り当てようと考えてしまうのは人の常でしょう。
運転中にカーオーディオで音楽を楽しんだり、飲食を楽しんだり、違法ではありますが未だ見かける携帯電話やメール、テレビやDVD鑑賞、雑誌や書類を見ながらの運転等々。
ひどい時には運転手が車内の友人たちとトランプをしているというケースも。
まさにメーカーが謳うセールスポイントである「自分の部屋感覚」そのものな行為です。
でも、クルマの運転とは人の命を左右する行為です。
それ自体を疎かにしてまで他の楽しいことを追求する姿勢に私は疑問を抱かざるを得ません。
それらを撲滅しようと法などで規制する動きは進んでも、他のことなぞ気にならないほどにクルマの運転自体をより楽しいものにすれば良いという動きはほとんど見ません。
より安価で便利な車を作り、売るのが得意な日本の車メーカーさんですが、皆が楽しく安全に幸せになれるクルマ文化の存続のためにも、これからは楽と便利だけでなくクルマならではの楽しさにも着目してもらいたいと心からお願いしたいです。
「運転が楽しい時間になる」ということは、人生の中で決して少なくない時間を占める移動(運転)の時間を変えられるのですから、とても大きな意義がありそして人を幸せにすることです。
繰り返し、環境、コスト、楽、便利、も大事ですが、クルマがクルマたる魅力を失わないためにまずは「運転が楽しい時間になる」という魅力をもっと大事に育てていこうという流れが出てこないといけないのだと思います。
車メーカーに任せっきりでなく、大意は動かせないと諦めず、そしてアンケートだけでなくしっかりと意見して、それがメジャーな意識になっていくことをクルマで幸せな時間を味わいたい一人として強く願います。







河口まなぶさんのブログ読んでみました。
カローラは確かにどちらかというと退屈な印象を受ける車ですが、河口さんが見かけた「彼」はまず車そのものに興味がないんでしょうね。
僕は仕事でATで1300ccのADバンを運転していましたが、車としては究極的に退屈な部類に入りますが(笑)毎日楽しく運転していましたよ。
まずアクセルを踏むと走り出すという乗り物そのものが楽しくてしょうがありませんし、街中を走っている他の車を眺めながら走るのも楽しくてしようがありません。
みんなが車に興味を持ち、楽しく走らせることができれば安全意識も高まって良いですね。
by ひろ (2006-06-10 22:12)
うひゃ〜、一気にまとめて更新して気を抜いていたら、一気にまとめてコメントしていただいてたのですね。
気づくの遅れました。すみません。
ひろさんは退屈な部類のクルマでも楽しめるのですね。
免許取り立てでない今もそう感じていられるのは凄いことだと思いますよ。
いつまでもそんなクルマ好きでいてください。
by りんごろう (2006-06-17 18:55)